育成について
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飼育水について

 ディスカスの飼育には、弱酸性から中性で、亜硝酸濃度が0に近い軟水を好むと言われております。では、亜硝酸(No2)とは何か?それは、ディスカスの排泄物、えさの食べ残し、枯れた水草といった物から出るアンモニアのような物でろ過効果があればバクテリアの一種でありますニトロゾモナスの働きによって亜硝酸に変えられ、ニトロバクターによって無害な硝酸塩になります。ろ過効果がある間は問題ありません。

アンモニア、亜硝酸とは?

 亜硝酸は、魚のえらに大きな負担を与え、体内への酸素供給を妨害します。そうなると呼吸困難や排泄障害を起こしてしまいます。飼育の基本は、亜硝酸をどれだけ0に近く保てるかです。それには、ろ過材のチェックと、こまめな水換えです。水換えをする事で亜硝酸、アンモニアを除去する事を第一に考えてください。

ペーハー(pH)とは

 pHは、極端な酸性(4.0以下)、アルカリ性(8.0以上)でなければ、飼育には問題はありません。pHを注意しなくてはいけないのが、繁殖の時や、新しく魚を入れる時に一週間ほど気をつけなくてはいけません。飼育環境が代わりpH値が2.0以上の差が出ると俗に言う『pHショック』を引き起こし、体からの分泌物の過多を招いたり、内蔵、えらなどの機能障害を引き起こす原因となってしまいます。日本の水道水を使用していれば多少の調整は入りますが、ほとんど気にする事はありません。飼育水のpH数値ですが、pH6.5からpH7.5の間でしたら支障はありません。むしろこの間の数値の方のが健康に育てられます。pHを気にしすぎててもいけませんが、ディスカスはそれほどナーバスな魚ではありません。

硬度とは?

 水中に、どれだけマグネシウム、炭酸塩、炭酸水水素塩が溶け込んでいるかを示す数値です。日本国内の水道水であれば、それほど大きな問題ではありません。もし水道水が硬水である地域は、R/O(リバース・オスモシス)を使用すれば簡単に取り除けます。

水温について

 ディスカスは、熱帯魚ですので高温飼育が適切です。稚魚(3Cm〜6Cm)のときは、30〜32℃と高めですが、この位の水温の方が活発になりえさ食いが良くなるので、成長が早いのです。そして成長するにしたがって27〜30℃に下げていけばいいでしょう。原種(ワイルド)ディスカスの生息地で知られるアマゾン川の水温は、平均で25〜28℃と意外に低く、地域によっては22〜24℃と低水温域もあるといわれています。しかし、24℃以下になると、黒っぽくなり体調を崩し、えさ食いが悪くなります。常にえさを欲しがっている状態のディスカスこそが、何よりの健康の指標である事からみても、水温は27〜30℃に設定しましょう。

ディスカスの餌について

 美しく、健康なディスカスの飼育には状態の良い飼育水であると共に、良質でバランスの取れたえさである事が重要です。少し前は赤虫とか水ミミズで飼育をしていましたが、栄養バランスを考えて冷凍餌料(ハンバーグ)になってきました。えさの必要条件はたんぱく質、炭水化物、脂肪、ビタミンといった体内合成できない不可欠栄養素をバランスよく配合する事です。皆様がご利用しておりますディスカスハンバーグは、牛の心臓をミンチにしたもので、冷凍保存できるので、えさとしては不可欠な物となっております。他には、冷凍赤虫、乾燥餌などもありますが、栄養バランスのとれたハンバーグを与える方のが良いでしょう。
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